ヤクザの親分が更生して、キリスト教の牧師になる「親分はイエス様」という映画があった。 「ミッション・バラバ」という宗教団体が製作した。 ポスターで見た人もいるだろうが、この団体は元ヤクザでクリスチャンになった人たちの団体である。 こんなインパクトのある写真付きのサイトもある。 ミッション・バラバ ミッション・バラバ新サイト ところで、この団体の創設に関わった牧師さんがいる。 この牧師さんとミッション・バラバの関わりについては、「刺青クリスチャン誕生す」というページで、ミッション・バラバ三代目会長となった鈴木啓之氏が紹介している。 私は知らなかったが、アーサー・ホーランド師は利重剛監督の映画「クロエ」に俳優として出演したり、ハーレー・ダビッドソンに乗ってバイク伝道したり、かなりの有名人らしい。 新宿での辻説法。十字架をかついで、日本全国を縦断。さらには韓国でも十字架を更新を敢行した。 クリスチャンの間では、そうとうな有名人だ。 キリスト教の牧師さんには、正直いってあまり興味がない。 牧師さんが革ジャンを着て、ハーレー・ダビッドソンに乗っていたとしても、自分にはどうということもない話だ。 それなのに、どうしてこの本を手に取ったのか。 なにか心の渇きみたいなものがあって、いらついているせいかもしれない。 この二ヶ月ほど、かなり仕事がきつかった。 睡眠時間を削って仕事してきたが、どうにもいけない。 本もろくに読めず、フラストレーションがたまる。 翻訳稼業だから、英文と日文はものすごい量を読んでいる。 ただ技術文書なので、心が渇いて仕方ない。 おかげで体重まで増えてしまった。 ストレスがたまると、太る体質だから。。。。 いらついて街をぶらついているときに、サングラスの人相が悪い西洋人の写真を見た。 白人かと思ったら、日米のハーフで、「岡田正之」という日本名もある牧師だった。 これが『不良牧師!「アーサー・ホーランド」という生き方』との出会いだった。 (続く)
【題名】
不良牧師!「アーサー・ホーランド」という生き方 【詳細】 アーサー・ホーランド (著) 文春文庫 |
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