お気楽読書日記:11月

作成 工藤龍大


11月

11月30日

週末が使えなかった(くたびれてごろ寝と特撮アニメだけに生きていた)のと、通勤電車で読書する体力がないため、完読できた本がいつもに比べてものすごく少なかった月だった。

昨日は、「しゃばけ」のTV版第二弾「うそうそ」を観る。
前作と同じく楽しめたが、早乙女太一の「鈴彦姫」の出番が少ないのが残念。
旅役者の「鈴之助」で萌えるのは「ムリっ」である。

こういう作品はぜひアニメにしてほしい。
原作の活字を読む気力はすでにない。。。。

また昨日はエジプト考古学のドキュメンタリーがBSであり、前後編二時間の番組を観た。
エジプトで出土した「アニの死者の書」と、同書のオリジナルを発見した(といえるかな?)英国考古学者ウォーリス・バッジの冒険を紹介した秀逸な内容だった。

ヒエログリフ愛好家として見逃すわけにはいかない。(ああ、ヘタの横好き語学バカ一代!!)

ウォーリス・バッジは、19世紀後半から20世紀初頭にいたエジプト学者だが、彼の本は今でも洋書で手に入る。和書でも『エジプトの魔術』は今でも新刊として売っている。

大英博物館にエジプト考古学の至宝をもたらした学者ではあるが、そのやり口は泥棒そのものと現代の学者たちは避難されている。
確信犯的なインディー・ジョーンズというか、『失われたアーク《聖櫃》』の悪役フランス人考古学者みたいな学者だ。

すでに絶版になっているが、この人の伝記が翻訳されているらしいので、買って読んでみようと思う。

来月はもう少し本を読みたいなあ。
英語の本もね。

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11月29日

今月も更新がほぼできなかった。

なんとか生きて月末まで、やってこれた。
メモ代わりに今月の読書記録を書く。

『いつか陽のあたる場所で』(乃南アサ)
『自己探求』(飯塚毅)
『神のふたつの貌』(貫井徳郎)
『全訳源氏物語』(与謝野晶子訳、全三巻、角川文庫版絶版)
      ―まだ継続中。
『女たちのジハード』(篠田節子)
『ニッポニアニッポン』(阿部和重)
『自助論』(サミュエル スマイルズ)
『道祖土家の猿嫁』(坂東 真砂子)

こちらはお仕事関係。
なんで、こんなものをこのワタシが。。。。。。(ToT)
『数学小辞典』(矢野健太郎)
      こんな分厚い、しかも内容がほとんど分からない本を必死で繰っていた自分を褒めてあげたい。
『数学 その形式と機能』(ソーンダース マックレーン)
      フーリェ変換ってなに?ガウス散乱っていったい????

詳しい内容は書く余裕がないので、割愛。
ブログの約束は反故とさせていただきます。(涙)

その他の買った本はすべて積ん読。
光学系の翻訳チェックが終わって、生き延びているだけで「もう善し」というのが実感。

あと、趣味のNHKロシア語講座の復習という無駄なことをやっている。
無駄無駄務ダムダムだ。。。。。。(ディオを真似して、連打しているうちにヘンな変換になってしまった)

下手の横好きのロシア語だ。
無駄とわかっているけど、やめられない。

こうやって、なまぬるく人生がすぎていく。
うすら笑いを浮かべながら、どろんとした眼で眺めてやって。(自虐)

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